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例によって公式にて既報の通り、新兵器として火炎放射器やガトリング砲が出るそうな。ガトリング砲はアメリカ南北戦争で使用されており、1860年代には出現しているモノ。火炎放射器はおそらくガソリン噴射式の第一次世界大戦で使用されたモノが原型だろう。20世紀の産物が出てくるとなると、これは大砲もカルバリンとかセーカーとかやってる場合じゃない訳である。

既にゲーム内には炸裂弾が存在しているが、1850年代にクリミア戦争が起きた折に使用された炸裂弾は似ても似つかない凶悪な代物。木製装甲を持つ船に対する破壊力が絶大であったことが記録に残っているのだね。大混乱が起こるとかそんな程度の話じゃ済まない。・・・もともと炸裂弾自体は19世紀初頭に既にあり、陸戦においては臼砲や榴弾砲で使用されている。これは高角度を付けての砲撃、つまり山なり弾道での砲撃での運用だった。低速で山なり弾道で撃ち出せる大砲でしか、危なくて撃てなかった訳だ。真横に撃ち出す大砲では技術面が未熟で安全な発射が行えなかったという話。

※艦艇に搭載される大砲は基本的に真横に撃ちだせるモノでなくては命中が覚束ない。移動する目標に対し砲撃を命中させるには、19世紀の技術では未だ目視にて直接照準し平射で撃ち込む必要があった。よって、艦艇で炸裂弾が使用できるようになるには大砲技術の進展が必要だった、という事だね。

まあそんなこんなで1823年に試作され、1840年代にフランス、イギリス、ロシア、アメリカで艦砲として採用されたのがペクサン砲。平射で炸裂弾を発射できる大砲の誕生である。この大砲に使用された砲弾は内部に史上初となる遅延信管機構を持っていた。大砲発射後、予想される砲弾の飛翔時間より後に信管が作動する仕掛けだね。つまり砲弾が飛んで行って、敵船体にグサッと刺さった後に砲弾がドカンと炸裂するという訳である。当然ながら、木造船体に対して絶大な破壊力を発揮した。ちなみにペクサン砲は炸裂弾専用だったので、この後1849年に開発された通常弾も炸裂弾も撃てるダールグレン砲にとって代わられることになる。・・・かくして1853年に起きたクリミア戦争で炸裂弾の木造船体に対する有効性を世界は目の当たりにすることになったんだな。

ってな訳で、新型大砲が出現するかも知れない。いよいよ変性大砲がガラクタ化するかも知れないなあ。おっかないなあ。
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