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さて、次のアプデのテーマは産業革命であるとは公式で既報の通り。生産可能な品にアルミニウム合金があり、印刷機、溶鉱炉なんてものがある訳だ。印刷機は、リトグラフ発見から発明された平板印刷。これは1798年に実用化されたんだったかな。動力の導入によって製鉄技術が工業化され、これをトリガーにこの時代色んな技術がブレイクスルーを迎えたんだよね。鉄道は1810年だったかな?

実は、産業革命=蒸気機関ってイメージだけど大本はコークスを使用した高炉の発明。産業革命とは製鉄技術の革新が事の起こりであり、製鉄技術の革新が近代の要とすら言えるのではなかろうか。と個人的には思う。

ちなみにコークスってのは石炭から作る燃料。イギリスはこれを用いた高炉の発明によって、製鉄業で世界のトップに立った訳だね。で、石炭が欲しいもんだからこれをどんどん掘る為に地下深くを採掘したら、当たり前だが水が出た訳だ。ちょろっと出たレベルの話じゃなくて、作業員に犠牲が出まくる勢いで出た。この地下深くに湧き出してしまった水をどうにかして地上まで揚げて捨てないことには仕事にならない。手で引き上げるとかじゃやってらんないから水車、風車といった動力を用いて見たがどうにもパワーが足りない、安定しない。畜生、どうにかならんのかよ!となるのは当然の話。

こういう需要から生まれてきたのがお待ちかねの新動力、蒸気機関って話。最初に実用化された蒸気機関は8馬力、これは80m地下から水を汲み上げるだけの力を発揮できたそうだ。これのお蔭で従来の倍ほど深く採掘が出来るようになったと言うからまさしく世紀の大発明だったのだな。

歴史の因果は続く。パワフルな動力を得て、石炭がたっぷり掘れるようになった訳だが。蒸気機関が工業分野の期待の新動力として活躍するにあたり、これまた燃料として石炭を要するので大量輸送の手段を時代が要求したのだね。これまでにある輸送手段は木製レールによるトロッコと船による水運。木製レールはすぐ壊れちゃうし大量輸送は出来ない。運河による水運はこれまた喫水の浅い小型船でないと無理。ってな訳で蒸気機関による鉄道がこの時代に生まれたって訳だね。まあこの後も従来の20倍くらいの効率で製鉄できる転炉が発明されるとかまあ色々起こる訳だが。19世紀になると、造船面で画期的なアレが現れる。蒸気船?それも合ってる。問題はまあその手前だ。

完全な鉄製船体が出現するのだな。
木材と比較して強度のある素材であるため、竜骨を必要としない設計でめちゃ丈夫。しかし当たり前ながら船体が超重いので、帆やオールじゃ非力過ぎて動かせない。蒸気機関の出現がブレイクスルーとなり、構想としてはもっと以前からあった完全な鉄製船体による船がここに爆誕と相成る訳である。船体に鉄を使う試みは1821年、完全な鉄製船体の船は1858年に誕生しているそうな。

アルミニウムの生産と大体時代が被っているので、ひょっとしたら鉄製船体が出現するかもしれない。そんなんで船作ったら耐久度3000、対波40、装甲250くらいあるんでないか?何しろ装甲船が余りにも強靭だから従来の大砲が通用しなくなり、火砲の技術革新がまた進むという因果を招く訳だからなあ。実際には1840年頃、駐退機と言う奴が世に出る。従来の大砲は発射の反動で大砲全体が後退してしまったので再照準するために重たい大砲を元の位置に戻す必要があった。帆船の場合ロープで固定していたそうだ。18世紀に出現したカロネード砲は艦艇に装備される際には傾斜のあるレール上に載せ、反動で傾斜を登らせることで、大砲そのものの重さを利用してこの問題に対処していたそうだが、まあ危険なことには変わりないわな。

この問題に対して、バネ仕掛けで大砲の砲身だけを後方にスライドさせて反動を吸収し大砲全体が動いてしまうのを防ぐ機構が駐退機という奴である。これは大砲の再発射にかかる時間を大きく縮めた。またこの頃銃身内に螺旋状の溝を切ることで弾に回転を与え命中精度を飛躍的に向上させるライフリング技術が出現している。この技術は大砲にも応用されたから、産業革命以降の大砲は大航海時代のものと比べると威力、射程、命中精度、連続砲撃の速度の次元が違ってくる訳である。1855年に世に出たとたん、およそ1世紀に渡り活躍したカロネード砲を過去の遺物にした新兵器。それが、きっとみんな名前くらいは聞いたことがあるんじゃないかと思うくらいには有名なアームストロング砲である。え?知りませんかそうですか。どうもすみません。

※実はこれは後装式施条砲という奴で砲身の尾部に可動式の栓がありそこから弾を込める仕掛けだったのだが、当時の製鉄技術の問題で強度に難があり栓が破裂しやすい欠陥を持っていたのですぐ生産されなくなっちゃったんだけどね。信頼性を失い廃棄されたアームストロング砲は後に幕末の日本に売り込まれ、長州征伐、戊辰戦争で使われる訳だが。こう書いてみると実に酷い話wちなみにこれは貫通力に関しては重視されず10センチの鉄板をぶち抜けなかったと言う。しかし装填速度は従来の数倍早く、射程は3000Mに及び、命中精度も従来の大砲とは一線を画したという話。ちなみにカロネードの射程は360M、カノン砲で1600M。

武器やら兵器の話ばっかりだが、それも当然の話。なんせ産業革命の時期とされる18世紀半ばから19世紀初頭ってのはアメリカじゃ独立戦争が起こっていたし欧州ではフランス革命とナポレオン戦争なんてモンもあった訳で。まさしく戦争の時代だったのである。軍事面での需要が製鉄技術の革命を要し、産業革命へとつながっていくのだな。

まあともかくだ。その辺の技術の結晶をコーエーに出す勇気(蛮勇?)があるか分からんが、出したら出したでどうバランスを取るのかが見ものだねえ。大砲鍛錬具を一杯注ぎ込んだ変性錬金大砲が文字通り過去の遺物と化し、既存のすべての船をガラクタに追いやる未来があるかもな。あなおそろしや。
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