上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新生ドラウプニル、通算9代目の我が切り札。
初代はバーバリアンガレー。一人の海賊に出会い、譲り受けた形見の船だ。

友人たちとの会話でふと昔を思い出した。たまには古い話もいいかもしれない。

これからする話は、俺がドラウプニルを手に入れたときの話。

さて、どの辺りからから書こうか・・・。
当時、マディラ沖は危険海域だった。
軽ガレーに乗れるようになった俺は早速マディラ=ラスパルマス間で砂糖交易を行う商船を狙って仕事を始めた。駆け出しの頃だ。海事ギルドの数千ドゥカートにしかならない仕事よりも一発当てれば十万以上の稼ぎも期待できる海賊稼業。

もっともスキルも未熟なころのこと、そうそう拿捕できるもんじゃあなかった。当時すれ違うバーバリアンガレーに強い憧れをもっていたものだ。127人も乗るあの船ならば、きっともっと大きな仕事が出来るはずだと・・・。

賞金稼ぎが出張ってきたこともあり、北海に戻った俺はこれまでいったことがなかったバルト海を目指した。やたらにでかいスウェーデン私掠海賊の恐ろしかったこと。吹雪で周りが真っ白になり、船員がどんどん倒れていったときは途方にくれた。

そんなこんなでたどり着いたのがストックホルム。こんな北の果てになんでめちゃめちゃ人がいるんだと思ったね。当時ここは海事のメッカだったんだ。駆け出しでもちょっと人がたくさん乗るガレーに乗っていれば2時間もギルドの仕事を請けていれば100万以上の金を手にすることができた・・・。

よくわからないままに海事艦隊に参加し、数回の戦闘をこなした俺はバーバリアンガレーに乗れるLVに達していた。500kほどの金も手に入った。急いでリスボンに向かったものだ。

当時、人が集まる大きな港では造船6割でやります、なんてシャウトが飛び交っていた。お金さえ用意すればすぐ作ってもらえるものだと簡単に考えていた俺は、声を張り上げてバーバリアンガレーの造船を引き受けてくれる人を探した・・・。

その日はちょうどoβテスト最終日。確か午後12時で終了し、午後から正式サービス開始って流れだったか。11時ごろから叫んで叫んで造船匠を探したが、誰も返事をしてはくれなかった。

やれやれ。悪さをした報いかな。・・・途方に暮れて埠頭に佇んでいたときに、ある男からTELLが来た。

『あんた、ババガレが欲しいんだろう』
『・・?』
『中古で良ければ譲ろう。酒場の前で待っている』

とんだラッキーだ。新しい船に乗り換えるのだろうか?何はともあれ相手の気が変わる前に行こう。

酒場前に着いた。人物情報を見ると、彼は賞金首だった。

『よう、来たな。では受け取れ』
トレードが来た。あわてて窓を開く。・・・??

トレードで寄越されたのはバーアリアンガレーのみならず。金色に輝く鎧、財宝の地図、現金200万・・・まて、どういうことだ?

『待ってくれ。船を譲ってくれるとはいったがこんなに・・・?』
『いいんだ。俺は今日限り陸に上がるんでね』

彼はoβ終了と共に陸に上がるつもりだったのだと言う。
『君も賞金首だろう。俺の海賊としての全てを譲る。後は任せたぜ。きっと海賊を極めてくれ』

『・・・わかった。』
他に掛ける言葉が見つからない。彼は満足したのか、そのままサーバーダウンを待たず消えていった・・・。

譲られた船を見た。中古?ほとんど傷もない。大事に使われていたのだろう。船名を確認する。

『ドラウプニル、か。今日からは俺が相棒だ。よろしくな』



・・・以後、俺の成長に伴い数度乗船を変えたが、その名は代々引き継がれてきた。彼との約束は今だ有効だ。俺が陸に上がるとき、この船を託す相手に出会えるまでは。まだまだ俺も未熟、前途は長い。
Secret

TrackBackURL
→http://hunyairu.blog79.fc2.com/tb.php/47-3ae80ba3
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。