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2010.09.27 刺客稼業
アフリカ東岸方面にて海賊稼業に勤しんでいたところに、東南アジアにて某R商会の海賊数人が活動中であるという情報が入ってきた。問題の某R商会とは、最近なりを潜めつつある某H商会に代わって勢いを増している商会である。色ネームの構成員は確認出来ているだけでも4人以上。いずれもアクティブなメンツばかりであるらしい。

聞き及ぶところでは、老舗の海賊商会で燻っていた活きのいい若手をどんどんヘッドハントして力を付けた商会だという。非常に野心的な海賊商会であるように思われる。知人も数人被害に遭っており、かねてより構成員を撃破するたびに賞金を支払う旨の依頼が来ているのである。

最近では喜望峰方面にて、頭目と目される人物を発見しこれを拿捕。堂々たる勝負ではなく、確実に勝てる戦力にて確実に勝てる戦法を取り討ち取ったのであるが、これも危険海域における実戦の慣いである。

さて、問題の東南アジアで活動中の海賊はどうやら土曜の夜で10人を超えていたという。一晩経ったわけだがやはり現地には4,5人程度の海賊が艦隊を組んで行動中であるらしい。いやまったく羨ましい限りである。イングランドの海賊なんぞ俺を含めてまともに活動しているのは3名いるかどうか。まともに当たっては数に押し包まれて何も出来ずに白旗を揚げる羽目に遭う。とりあえず現地の状況を探ろうということで東南アジアに向かった。
東南アジアでの海賊活動といえば定番はジャカルタ封鎖。現在の乗艦は大型クリッパー、正面から鉢合わせは避け無くてはならない。ジャワ海を避け、南から迂回しパンダ海より進入。検索をかけてみると某R商会の構成員が一名ヒットした。4人艦隊を組んでいるようだが、どうやら個別行動を行っているらしい。付け入る隙があると踏み、アンボイナにて大型クリッパーから最近新造した刺客稼業仕様のスーパーフリゲートに乗り換えた。強化砲門+砲術19でカロを4秒で放つことが出来るので、一気呵成に畳みかけるのに向く。16門砲時代が来れば対ガレー戦にて大いに役立ってくれるであろう。

アンボイナを出港し、セレベス海に強行偵察。某R商会の構成員として確認されているフランス籍の海賊が1名、あと未確認であるが同行していると思われるヴェネチア籍の赤ネーム海賊が1名検索にかかった。ほどなく海賊被害のアナウンスが出た。・・・ペアにて行動中ということらしい。おそらく牽引用の高速船と戦闘仕様の武装船のコンビであろう。東南アジアは地勢的にガレーでの行動が比較的向く。ラロワが敵方にいる可能性が高いと思われた。

正直なところ、2-1で勝つのはまともに行っては困難である。副官船長に戦列艦を与え、火力面では以前より向上してはいるのだが敵方とて備えはあるはず。勝機があるとすればおそらく敵旗艦は装甲を張らずに行動している可能性が高く、ここを効果的に突く他ない。予想が外れて双方ラロワであったりすれば敗走必至である。

まあ、久々に無茶な戦闘をしてみるのもいいだろう。負けてもともとと腹をくくればいかようにも大胆な手を打てるというものである。例え負けたところでわずかな賞金を奪われるだけであるが、首尾良く勝てれば彼らの賞金など問題にならない額の報酬が入ってくるのだから、分の悪いギャンブルというわけでもない。

ホロ付近の海事船か、もしくはマニラ方面を封鎖中とヤマを張り移動。ホロの東側を北上中に後方から高速で接近してくる2隻の船影があった。フランス籍の海賊@大型ガレオンと随行するヴェネチア籍の赤ネーム@ラロワである。後方からの奇襲かと思われたがこちらを追い越し、前に出たところで旋回。進路をふさぐ形を取ってきた。明らかにやる気である。しかしこちらはとっくにその気なのだ。


敵は散開せずにこちらの前方を横切るような航路をとった。絶好機である。ラロワの突進をいなすのに必要な距離を考え、可能な限り接近した位置でこちらより交戦を仕掛けた。戦闘サークルの中央付近に双方が入った形で交戦を仕掛けることにより、副官船や海軍による包囲を狙うことが出来る。敵方に備えがあればさっさと脱出して天馬の羽でばっくれればいいだけだ。


交戦開始。即座に副官船を召還、並びに弾道、水平、重量砲撃を発動。さらに海軍要請書を一気に使い援軍をさらに4隻召還。こちらに寄せを試みるラロワに対し散発砲撃にて牽制。併走状態から敵の砲撃を待ち、間隙を縫って180度反転。船尾砲をさらに浴びせ追走を阻む。この時点で俺はラロワの接近に対する対処に追われ、敵旗艦の位置を見失っていた。明らかに洋上戦闘能力が衰えている。舌打ちしつつ状況把握に努めようとした矢先に副官の砲撃がどうやら決め手になったらしく、勝利の文字が見えた。まあ、結果オーライである。なんとも拍子抜けではあるが、勝ちを拾ったことには違いあるまい。

提督であったフランス海賊にメッセージを送った。
『よう、2-1だし海軍が汚いとは言うまい?流石にきついから全開でいかせてもらったよ』
もちろんだ、という返答があった。どうやら肝が座った人物であるようだ。
実際のところ、副官による決定打の場合、海軍による撃破同様海賊は賞金支払いを免れる。×がつくだけなのである。ホロも近いことだし彼らにはさしたる痛手もないだろう。精々俺の自慢のタネが一つ増えただけである。

とりあえず依頼をまた一つ果たしたのでマニラに寄港。次の行動を考えていたところに以前破った頭目殿がやってきた。着くなり銀行に走りなにやらごそごそしている。やる気オーラが漂いまくりだ。ここで会ったがなんとやらの心境なのだろう・・・が。生憎だが既に一仕事終え、俺のやる気はゼロ。ぼんやりとその様を眺めていると先ほどのフランス海賊から1対1の申し入れが来た。

もちろん返答は『やーなこった』である。奇襲、奇策、謀略をもって事に当たり、とにかく結果を出すのが俺の身上。特に戦闘能力の衰えが著しい今まともにやっても勝てる気がしない。戦うときは勝てるとき、無謀な戦闘など先の一度で充分。決闘なんぞ願い下げだ。
何にも増して面倒くさい。

とりあえず傷ついた副官船を修理しようと出港したところ凄い勢いで頭目殿の船が出て行った。やれやれだ。ちまちまと名工を叩き、銀行に戻って回航許可証と回航代を下ろすべく再び港に入るとまたまた頭目殿がえらい勢いで銀行に走っていく。まったくやれやれだ。

中国の古典に曰く、『実すれば之に備えよ』、『強なれば之を避けよ』と言う。本気の彼を相手取るにはまだ残念ながら時期尚早。となれば三十六計逃げるに如かず。待ちぼうけを食わせるのも悪いので、拠点回航にて遁走する旨をTELで頭目殿に告げ、東南アジアを退散した次第である。

しかしあの数に対抗するにはやはり人を集めなくてはならないだろう。血の気の多い奴が今のイングランドにどれほど残っているやら・・・。正直言って彼らがとても羨ましく感じる。ハリネズミの憂鬱といった奴なのかもしれない。
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