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香料諸島への航路が報告されて一夜。インド方面はいつにない航海者の数であった。
勅命をこなして一番乗りしようって連中が鎬を削りあってるってわけだ。

人の集まるところに稼ぎはある。じっくり仕事に取り組むとしよう。

そして北へと舵を切った・・・。

ディブ=ゴアの黄金航路は相変わらずポルトガル人をはじめとした商人の行き来が多い。奴らを野放しにしていては我が英国の東アフリカ、インド方面における権益を荒らされてしまう。

適当に2点交易を行っている船を襲撃。たとえ拿捕に及ばなくても他国海賊が航路に現れたとなれば悠々と往復はできまい。
通商妨害の効果はあるのだ。ぜんぜん捕まらなかった悔し紛れではない。多分。

ともあれ、獲物がぜんぜんいなくなっちまったのでインド南岸に河岸を変えた。

インド南岸、岬を回ったところでNED国籍のクリッパーを捕捉。
『金だしな?』
『やだ』
実にシンプルな返答だ、悪くない。そういうことならやることは一つ。
実にあっさりと拿捕に成功した。ふむ、収奪金1Mと上納品レシピか。なかなかの稼ぎだ。悠々とセイロンに向かって舵を切る。
しかし沿岸を通るんじゃなかったな。勅命艦隊がひっきりなしに行き来していて実に怖い。南に舵を切ろうとするとNED国籍の軍用ジーベックが目に入った。・・・ヤバい!直感に従い戦闘の心構えをする。

交戦開始。ちぃ。やはりきたか!ガレー対軍用ジーベック。実のところ相性はあまり良くない。波の高さから足が出ないために切り込みが困難な上、火力があるから余計に手ごわい。こちらはペリエ56門、実にちぐはぐだ。・・・どうする?

敵の出方を観察する。回避、水平、漕船。まず射程を確認するため円周軌道。こちらの大砲は溜める。・・撃ってきた。キャノン?・・・参ったなこりゃ。接近しすぎると痛打を食らうしこっちの大砲が撃てん。しかし遠距離でいいのをぶち込むにはジーベックの機動力がきつい。2連弾防御をかけても至近弾を食らってはまずいことになる。ここはチャンスを待つしかない。

ちまちまと削られながらも応射。浸水さえしてくれれば突撃するチャンスがあるはずだ。じりじり減っていく資材。焦るな、ワンチャンスくらいは絶対ある・・・!待望の隙が生まれた。船尾方向から突進、水平を接舷に切り替えて切り込みを成功させた。
『いくぞ』突撃の号令をかける。エルナンの妨害が決まる。敵船員は残り20人、もらった!
しかし敵もさるもの、あと一撃というところで撤退を成功させた。ちぃ、しとめ損ねたか・・・。

離れながら外科を連発し70人まで船員を回復されたが、その間に距離をとり脱出。これ以上の交戦は資材切れを起こす危険がある。今ので仕留め切れないなら止むを得ない。

『ここまでだな、あばよ』
『ああ、またな』

返答が返って来た。お互いここまでと見切りをつけたか。しかし大したタマだ。私掠海賊職ゆえに砲戦は不利だったが、白兵で逃げ切られては敵わない。二言三言互いのファイトを称えつつ場を離れる。

やれやれ、なんとかこの場は凌いだか。セイロンで一息つけよう。寄航して酒場で一杯やってるところに友人から通信が入った。

『アレイル、10M奪ったんだって?リベンジいくって奴がカリカットで叫んでるよ』
馬鹿いえ、一桁違うだろ。1Mしか奪ってないぞ、いくらなんでも大風呂敷広げすぎだ。ほれ、財布の中は・・・。

10M。

・・・マジか?こんな大金もって賞金稼ぎと一戦やらかしたってか。沈んでたらえらい損害だったなこりゃ・・・。
友人の話ではどうも相手は大変なやる気らしい。これは今夜中にもう一戦はありそうだ。

そう思った矢先に奴から通信がきたのだった。

続きは次回。
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