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11月某日。インド洋における連戦で装備が疲弊しかかっていたので一旦本拠への撤退を決める。ついでに前々から構想していた新鋭艦の建造に着手しよう。
船の名前は既に決めてある。その名も『Wolfish Gallop』。4月の対ポルトガル通商破壊戦において共にあった良き相棒、高速ケベック『Cruising Wolf』の後継艦。巡航速度、航行航行日数と戦闘能力のバランスを追求した設計である。

そして帰路、モサンビーク沖を移動中のことであった。
対高速帆船に建造した重量砲撃搭載クリッパー『Wise Crack』。急加速を使用した際の巡航速度は大型商用クリッパーを問題にしない。前の方にフランス私掠船長率いる艦隊が見えた。検索にかかっていたのでもしかしたら香辛料輸送でもしているだろうかと思い商船の取る航路をなぞっていたのが正解だったようだ。

さらに接近。見張りなしでも船長の名前が確認できる位置まで肉薄する。3隻の商船からなる編成、旗艦は27人乗りの商用船。率いる艦船の中にイングランド籍があった。僚艦2隻の乗員はそれぞれ1名。こちらは54人乗りで大船尾楼と16門デミキャノンで武装。まず負けはしない、が・・・。先方はイングランド籍艦船の庇護下にある、と判断、攻撃しないことにした。

『イング籍を連れていてラッキーだったな』そういい残し、並走状態から離れた。

『借りができたな』返信が返ってきた。
『見逃されて何も感じないほど腑抜けじゃない。いずれ借りは返す』

借りは返す、か。さて、剣で返してくれるのか砲弾で返してくれるのか。いずれにせよ、次の邂逅はただでは済まないことになりそうだ。本拠へ急ぎ戻り、備えを新たにせねばなるまい。
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