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ナタール沖で待ち受けていたポルトガル&ネーデルの女海賊ペア。こちらも仲間を連れ2隻で向かったが、ポル女海賊は一騎討ちを挑んできたのだった。

職業と船は互角、副官構成ではこちらが不利。ロワ対決でエルナンの有り無しは大きなハンデになる恐れがある。しかしここで臆病者の謗りを受けるのは面白くない。
よって、これに応じナタールの南沖にて戦闘開始。

というわけで前回の続きだ。
敵の兵長にエルナンがおり、こちらに居ない。つまり俺の得意にしているキャノンは弾種がバレた時点で2連弾防御を使われる公算が高く、こちらは対抗手段がないことを意味している。

敵耐久は最大付近、初撃で500ぶち込むことに成功しても火炎壷や仕込み爆弾で削りきれる可能性は低いだろう。エルナンの妨害発動を30%と見込んでも7ターン近く掛かる計算だ。よほどのボンクラでない限り1ターンでこちらの意図を察するだろうからどうみても成功の目がない。
有効ダメージを継続的に与えうるカロネと機雷による攻めしかあるまい、というのが戦闘前に下した結論であった。ラムがあれば使用して一撃目の奇襲に賭けたのだが、無いものは仕方がない。

交戦開始。漕船、弾道、水平を発動し距離を詰める。まずは敵の弾種を見極めなくてはならない。キャノン射程まで踏み込んでみる・・と敵艦からの砲撃が着弾、いきなり400あまりを持っていかれる。っち、キャノンできたか。やりにくいな・・・。
こちらの応射は200あまり。装填時間はこちらが早いが、漕船を使う関係で砲撃スキル枠は2、弾道水平で埋まっているので速射が使いづらい。むう、弾道を切り水平速射で踏み込んでみるか。射程が詰まった射程分船を寄せ、手数勝負を仕掛けた。横から500近い被害を受けつつも250付近のダメージを加えていく。・・がいかんせん速射非優遇、倍近いダメージ差をひっくりかえすほどの連射力は得られなかった。

く、目算を誤った!この距離でやりあっては撃ち負ける、何か別の手を考えねば・・・!

最大耐久に大きな損害を受けてしまった。このまま撃ち合うのはリスクが高いと判断、距離を開けメリーゴーランドからの機雷戦に切り替える。数発踏ませることが出来たが危険を察したか、すぐにメリゴを脱し場所を変えて応戦してきた。

これは強い。これほどやれる奴の名を知らずにいたとは不明であった。いや、感心してる場合じゃない!砲撃勝負では分が悪い、カロネの強みである混乱白兵を狙っていくしかないか。かなり運に頼る戦術だが他に有効なオプションがない。

強引に距離を詰め白兵に入る。混乱白兵には失敗したが若干こちらのほうが数値で有利。数ターン白兵スキルの応酬があってこちらの優位が決定的になったところで撤退に成功されてしまった。ぬう、勝負どころだったのだが。

半数以下に減った船員を回復しつつ再度接舷のチャンスを伺う。敵はこちらからの距離をとりつつ外科連打、かと思うと180人程度に回復されたところで外科が止まった。
210人程度までは戻るはずだが・・既に交戦から数日が過ぎている、もしや水切れを起こしたか?どちらにしても踏み込まねば進展はない。

『よう、水切れか?』
『まあ、そんなところですね』
そうかそうか。これは誘ってるなと直感しつつもあえて乗る。

ライン際でこちらを伺う様子のポル女海賊。おそらく機雷を撒きつつキャノンで押してくる構えであろう。十分に警戒しつつ敵の船首方向へ回りこむ。そろそろ接舷できるころかと思うとおもむろに外科を開始、210人程度まで回復する女海賊。

『ち、可愛くねえな』
『ふふ』
『こりゃだめだ、仕切り直しだな』
機雷を使いすぎた為弾薬が底を突きかけていた。
言うが早いか即座にラインを割りナタールにて補給。

『補給を済ませたらすぐに出るぞ』
『望むところです』

第一ラウンドは4:6でポル女海賊の判定有利。
次はどう攻めるか・・・手詰まり感を感じつつも第二ラウンド開始。

というところで続きは後編に。
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